お箸の国の物語

ふなくぼ商店

玄米炊飯プロのこつ

「玄米の炊き方」と栄養

玄米の栄養価と繊維質の豊富さが見直されていますが・・・?

まず、どんな栄養を補いたいかを考えてから始めよう・・・

  • 玄米は栄養も豊富ですが、消化吸収が悪いので胃腸の弱い方やお年寄り小さなお子さんがいるご家庭では慎重に!
  • 玄米はアクが強い⁉ 玄米特有の香りが有り、食感もぼそぼそします。そして繊維質が豊富な分粘りはでません。
  • 玄米を選ぶ事 有機肥料を使っても土壌腐敗や窒素過多のお米なら避けた方が良い!(マスコミ等で取り上げられた方法も有りますが、疑問も多いので一般的な方法を紹介します)

1.吸水・洗米をしっかりと・・・

玄米はシッカリと研いで下さい。吸水時間は炊飯釜や水温によっても異なりますが、IH炊飯器の場合極力6時間は吸水させた方が火の通りが良くなります。[圧力鍋なら1~2時間・圧力IH炊飯器の玄米モードなら2~4時間を目安に玄米モードは炊飯量とメーカーによりますが炊飯に1時間30分前後かかります]浸漬時間は長い方が、ギャバは増加します。

2.玄米の水加減など・・・

好みも有りますが、白米より多目でお米の1.3倍を目安にして下さい。1合で230cc程を目安に。 [圧力鍋は水も控えめに]

当店の玄米は、石抜き、籾摺り、粒選別[篩い]、虫食い等の色彩選別をしてお届けしておりますが、白米と違い選別しても若干虫食い等のお米は残ってしまいます。

3.玄米の香り等を和らげる・・・

玄米の独特の香りが苦手な方、漬けた水は一度捨てて新しい水で炊飯して下さい。

その場合は、吸水した水を差し引いて同量~1.1倍の水を入れて下さい。

塩を一つまみ水に溶いて入れるのも食感を良くし食べやすくする効果があります。

当店の玄米は、石抜き、籾摺り、粒選別[篩い]、虫食い等の色彩選別をしてお届けしておりますが、白米と違い選別しても若干虫食い等のお米は残ってしまいます。

4.栄養と吸収・・・

急激な食の変化は体も驚く、どんなに優れた栄養を持っていても、色々な食材から栄養を摂るのが基本です。

繊維質・ビタミン・ミネラルが豊富でフィチン酸やイノシトール・ギャバなどが摂取できると  言われる玄米ですが、消化吸収を考慮すると100回噛んでも30%しか摂取出来ない栄養素もあるようです。栄養学は少し学びましたが学者でも無い私が明言は出来ませんが、保存性を除けば5分付き~胚芽米の方がトータルで見ると良いと思います。白米や胚芽米に雑穀を加えたご飯を週に何度か食べるのも良いと思います・・・シッカリと粒を噛んで食べると言う事は大賛成です・・・

血糖値・・・

どの程度のスピードで血液に吸収されるか、その数値をGI(グリセミック・インデックス)と呼びます。食後の血糖値が上昇する速度を計測したものです。

  • 白米は玄米からヌカと胚芽を取り除いたもの。「中間は胚芽米や分づき」
  • 玄米は採取した米からもみ殻を取り除いたもの。
  • 雑穀米はベースは白米で、例えば玄米やアワ、ヒエ、キビ、麦類、アマランサス、黒・赤米

など、数種類の雑穀を混ぜたものです。

「低GI食品」GI値55以下・「中GI食品」GI値56~69・「高GI食品」GI値70以上

それぞれのお米のGI値・・・・玄米(GI値55)・五穀米(GI値55)・胚芽精米(GI値70)・白米(GI値90)・もち米(GI値80)

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