穀検米食味ランキング
明日、2月13日に米の食味ランキングが発表されるにあたり、某テレビ局のニュース番組から取材依頼がありました。
特Aランキングとはなんぞや・・・名前だけが先走り。品質を選別し選定された各地域の威信をかけて送られたお米を「日本穀物検定協会」の判定方法により食味のランキングを特A、A~B`などでランキングするのです。無作為に地域のお米を鑑定し、平均点をとったものではありません。産地から送られてきたお米を鑑定しその結果が全て地域とその品種のランキングとなってしまいます。
鑑定のお米が特Aと評価されるとその地位全てが特Aランクとなってしまう為、その地域その品種全てが美味しいと消費者は誤解してしまいます。
消費者はそんなに美味しいなら食べてみようと購入し、好みに合えば良いがそうでなければクレームとなる。「上記の通り答えていいなら取材に応じます・・・」と言ったら没。
こんな事でお米の消費や消費者の見る目を養うとは思えない。たとえランキングが低い地域でも美味しいお米を作る生産者もいるし、逆もある・・・鑑定をする事が悪い事ではないが、きちんと伝わらないと不信を招く。
特A ・A ・ A` ・ B ・ B`のランク分けだが出品されていない品種も当然あり、全てが特A~A`でBは無い。という事は日本のお米は全ておいしい事になるのです・・・24年産も同様
福井若狭のイクヒカリ試食・・・
口当たりは軽く、噛むとややモッチリ。おかずはオールマイティーに合いそうなご飯ですが、コシヒカリのような旨味の余韻はありません・・・大きな特徴はないお米ですが無名のお米でもそこそこ旨い!
次回は同じ生産者のお目当てのお米、「あきさかり」の試食・・・