きたくりん・つぶぞろい、新品種試食
北海道きたくりん・秋田つぶぞろい、秋のきらめき 等々の試食
きたくりん
ひとめぼれより更に軟らかく粘りが強い。冷めてもOK。甘みや旨みは薄く少々淡白な味わいだけどこれは施肥設計による栽培でも変わるところですが、もりもりと食べるにはいい・・・肉のみそ炒め等には良く合うご飯。
つぶぞろい
粒張りが良く、ふっくらと炊き上がる。吸水も早く熱の入りも早いので忙しい方や飲食店にも良いかもしれない。硬くなりにくいのでこれもお弁当にも〇!淡白な味わいはきたくりんと同じだが、炊き上がりの粘りはさほど強くないのでこれも飲食店でも扱いやすく、冷めるとモッチリとしたつや姫のような特徴もある。27年産本格デビュー。
秋のきらめき
炊き上がり、食感、味共にどっちつかずの為一時販売見送り。
新品種は栽培する方も、その品種と土壌との相性や天候との関係による施肥設計等を試行錯誤し安定した食味となるには3年程度の年月が必要となります。出たばかりの品種を試すのも良し、デビューして3年5年経過して安定した味わいのお米を選ぶのも良し。ただ、今の所本当に極上品質のコシヒカリの旨みや甘みを持つ新品種は少なく、食感を好みで楽しんで食べるお米が多い事も事実です。でも、和食を世界に発信するなら和食の要のお米の味わい方をもっと日本人が楽しんでもらいたいと思います・・・