福島応援サイト
2012年産福島県会津で極上の新品種を作付けしてもらいました。
これは県で登録されていない品種の為、年産・等級の検査は受けられるのですが品種名の表示が出来ません。
ブレンドしていなくても複数原料米 国内産100% 福島県産となります。当然、放射能自主検査も受け味は当店の保証付き、なんとか会津米復活の1つのルートとして皆さんに食べて頂ければと思っています。
一緒に頑張ります・・・福島・東北
月3日某テレビ局の朝の情報番組から、新米の現状と価格く等の取材と米倉庫の撮影の申し込みがあり、少々話して現在倉庫には9割ほどお米が保管してあるとお答えした後、何か違和感を感じました。どうも倉庫ががらんどうで放射能検査による新米の出遅れと22年産米の不足とで「不安をあおりたいかのようでした」当店は元々年間契約を主体としているので、原発事故で多くの22年産米を抱えているわけでもなんでもなく、通常10月の東北新米の出回りと、天候被害などでの2週間程度の遅れを想定して10月中・下旬程度のお米は毎年低温倉庫に積んでいますので、不安をあおるような内容ならお断りします・・・・とお答えしました。そうではないと言っていましたが、やり取りから見え見え・・・ストーリーありきの番組には皆さんも気おつけて下さい。
8月2日18都道府県の各自治体で新米の放射能検査予定が発表されました。これで皆さん安心とはならないのだろうと思います。牛肉から放射性物質の検出、流通により更に多くの不安が広がってしまいました。農薬も放射性物質も目に見えないもので、すぐに何かが発症するもので無いだけに難しい問題です。福島を避ければ東北関東を避ければそれで良いのでしょうか?毒入り餃子・冷凍野菜の規制のかかった農薬検出の時、中国産は全て避けられましたが、原発事故後急激に中国冷凍野菜の輸入量が増えています。中国野菜は安全だと確信できたのでしょうか・・・・原発から何㎞離れれば安全ですなんて事は誰も確信できないし、福島は危険で西なら安全と云い切れるわけでもない。国の5000ベクレル以上を作付けさせ無ければ安心云う方針を誰も信じていなければ、元々存在した極微量の放射能物質まで発見して危険だ不安だというのも問題だと思います。
土壌により、農業用水の水源や豪雨や自然災害により何処にどう流れてしまうかも解らないものの判断をどうすべきなのか?お米は牛肉より流通の複雑な食品です。知り合いから頂いたお米に放射能検査はしたのとは聞かないでしょう・・・・ お米に携わり、食に携わり営ませて頂いている小さな米穀店として、生産者を守って行く事は、それにお金を払って万足して食べて頂けるお客様があっての事です。
当店としては、幸いなことに生産者契約のお米が主流で農薬の使用内容のトレサビリティの問題等から田んぼまで特定できるため、様々な生産者のお米がその度ごとに違って入荷してくるわけではありません。自治体検査と生産者サイド・当店の自主検査を実施することで負担を分担して、安心を担保できればと思っております。その上で、どの産地のお米を選ばれるかはお客様の判断と云う事になります。数年後、会津の生産者の方達があの時くじけずにやるべき事をやったから、今では他産地より信頼のある販売が出来ていると言って頂ける日を願っています。
7月19日 様々に広がる食の不安ですが、福島をひとくくりにして排除すれば安心とは云えないと思ってます。公の機関では多くの問題から様々な検査が遅れている為、特に会津を中心に収穫後検査だけではなく水源地のダムの水、農業用水、土壌の検査を進めています。その上で、収穫後の玄米検査をして安全な数値を確認した上で販売を行います。 公的な機関だけに頼るのではなく、出来る限り個別検査をして安心をお届するのと同時に、東北や関東の農業が継続できるお手伝いをして行きたいと思っています。
4月24日日曜日 時間10時~15時 場所東京タワー入口仮設テント がんばろう日本「風評日が似合っている北関東や福島の農産物のチャリティー販売」会津のお米のお結びとお米を販売しました。大盛況でした、ありがとうございました。スタッフの方達ご苦労様でした・・・
仕事柄、関東・東北の方たちにはお世話になってきました。その中でも、先の見えない多くの不安を抱えた福島は深刻です。土や海は長年月の間に戻るかも知れません、でもそこに意欲のある農業者が残っていなければ福島の農業は壊滅してしまいます。そんな事で、出来る事から先ず、福島会津から福島の農業に元気を取り戻してもらいたいと思います。
会津の生産者の方達と話し合いをした、「今まで通り美味しく安全なお米作りをして会津から福島を元気にすると・・・」その為に、いわれもない22年産のお米も放射能検査をしましたが、当然「ヨウ素・セシウム共に検出せず」との答えでした、そしてこれからも安心をお届けする為に、新米収穫までの土壌検査測定値や生産者からのメッセージ・イベント等の発信をして行きます・・・
私達の水や食料、エネルギー迄もが関東や、東北、北陸の方たちに支えられている事。不安だからというイメージだけで拒否する事はあまりにも身勝手。だからと云って東北の方たちも「お涙で買ってほしいわけではない・・・ 今まで通りに良いものであれば買って食べて頂きたい。」その為の情報を、国や行政に頼るだけでなく生産者の側からもっと積極的に発信して行こうと決めました。そしてそれが将来に渡り更なる安心や美味しさ、生産者の方たちの作る意欲、そして地域や自然を守りその事をしっかりと理解して私達都会の人間も消費し経済活動をする事でつながってゆけるようにしたいのです。今まで多くの産地の方達にお世話になり、今後も一緒に歩んでゆきたいので声を掛けました。 情報も定かでない時に、福島と云うだけで茨城と云うだけで仕入れを拒否した企業や外食産業・支援と云えば人が集まると方向を一変する流通、身勝手過ぎる・・・しかし、それをどう選ぶかも消費者です。
今回の震災により、東北・関東だけでなく他県でも被害にあわれた方、親類・知人が被害にあわれた多くの方にお見舞いを申し上げると共に、日本全体が復興に向け一丸となれるよう直接の大きな被害あわなかった私達が頑張らなくてはと思っております。
報道では、食料品の買い占めによる品不足の映像等が放送されておりますが、お米に関しましては、不安感から集中して購入された事、一部の精米施設が被災した事、一番の要因はガソリンの供給不足による流通の乱れから入荷が遅れている事が要因です。お米自体が不足しているものではございません。流通が平常に戻れば回復しますのでご安心下さい。
農地の被害に関しては、現在定かではありません。農地だけではなく治水利水の施設が機能するかは春の雪解けを待たなければなりません。 民主党政権になっても今年、各地域で35%前後の減反が割り当てられています。災害だけではなく、世界的な動乱や気象変動も考慮し食糧問題を災害時だけでなくしっかりと考えて行かなくてはいけないと思います。そして、緊急の支援や募金だけでなく長いスパンで被害にあわれた方の支援をして行かなければと思います。
現在の原発による農産物被害は、放射能に対して深い知識が無いだけに心配から風評被害となり、被災していない地域の人たちまでも精神的・経済的ダメージを与えてしまっています。少なくても、現在市場で販売されているお米は昨年収穫されたものですので、福島・栃木・茨城を問わず安心して召し上がってください。新潟の生産者の方が柏崎原発の事故の時云われていました。「この電気は東京に行っているのに新潟の農産物が敬遠されるのは自分勝手だと・・・」知り合いが居なくても首都圏の生活をエネルギーも食料も地方が支えている事を忘れないようにしなくてはなりません。
【福島米の風評被害】
風評被害により当店取り扱いの福島会津の生産者も、売れなくなるのではとの心配をしている為、福島のお米を(財)食品環境検査協会で放射能測定をして頂きました。結果は当然ですがヨウ素・セシウム共に「検出せず」でした。
今年の関東以北の新米は遅れる傾向です。農地全体からすると今回、被災した農地の面積は全体の3%程度と現在は云われておりますが、水路の破損や液状化などにより更に面積が広がりそうです。今年は春の気温が低いことや、原発による土壌検査の結果を受けてから作付けする事、地盤や水路の補修などから関東以北の今年の田植えは遅れそうです・・・